2014年07月27日

分子シャペロンのHSP47を欠損するノックアウト

Embryonic lethality of molecular chaperone hsp47 knockout mice is associated with defects in collagen biosynthesis.

分子シャペロンのHSP47を欠損するノックアウトマウスではコラーゲン生合成が障害されて胎生致死となる




▼This week’s SENTENCE▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

The molecular form of type IV collagen was also affected, and basement membranes
were discontinuously disrupted in the homozygotes.

The homozygous mice did not survive beyond 11.5 days postcoitus (dpc),
and displayed abnormally orientated epithelial tissues and ruptured blood vessels.

When triple helix formation of type I collagen secreted from cultured cells
was monitored by protease digestion, the collagens of Hsp47+/+ and Hsp47+/-
cells were resistant, but those of Hsp47-/- cells were sensitive.

These results indicate for the first time that type I collagen is unable to
form a rigid triple-helical structure without the assistance of molecular
chaperone Hsp47, and that mice require Hsp47 for normal development.



ホモ接合体マウスでは、IV型コラーゲンの分子構造も変異して基底膜が断続的に破壊されていた。

ホモ接合体マウスは、胎生(DPC)11.5日以内に死亡し、上皮組織が異常な形態をとって
血管が破壊されていた。

培養細胞から分泌されるI型コラーゲンの三重らせん構造を調べた結果、
HSP47+/ +およびHSP47+ / -マウス由来の細胞から産生されたコラーゲンは、プロテアーゼに
よる消化に対して耐性を示したが、HSP47-/-細胞から産生されたコラーゲンはプロテアーゼに
よって消化された。

これらの結果は、分子シャペロンのHSP47の介在なしではI型コラーゲンの強固な三重らせん
構造が形成できないこと、マウスの正常な発育にはHSP47が必要であることを、初めて示した知見である。



▼This week’s VOCABULARY▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

affect【動】〜を冒す

discontinuously【副】断続的に

tissue【名】組織

cultured【形】培養された

resistant【形】抵抗がある、耐久性のある

indicate【動】示す


以上

posted by ホーライ at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 体内生合成関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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